【ジョージア旅行まとめ】またび少年の小事件簿 in ジョージア 10選

ジョージア

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こんにちわ

またびのまさるです。


今回はなぜか日本語の挨拶ではじまりました。

そうです。

じっちゃんの名にかけてのヤツをやります。だから日本語かー。

ちなみに画像のじっちゃんは、ジョージアで有名な画家ピロスマニです。

日本の人には歌「100万本のバラ」と言った方がわかりやすいかと思いますが、

そうです

彼が100万本のバラの花を贈ったのです!

誰に、

この人です

フランスの女優マルガリータにです。

彼女は彼を愛していましたが、生活への不安から二人は別れを選びます。

歌のイメージでは、布施明みたいな男が萬田久子に花を渡しているような感じかと思いましたが、現実は違います。

でも僕はこっちの現実の方が好きですね。

だって布施明は百万本もバラをあげなくても、恋を成就できるだろうし、広場をバラで埋め尽くす必要なんかもない。ただ「愛がいつの間に歩き始めました〜」と歌えば恋は勝手に歩き始めるでしょう。

と脱線したので戻ります。

これが本場の百万本のバラです。

Alla Pugacheva – Million Roses

よくマルシュートカの中でかかっています。「ミリオネ・ミリオネ」と言っているのが聞き取れます。すごいね。肩越しの表情だけで、バックダンサーとかいる以上の表現力。シンガーってこれでいいんだと思う。

旅によく合いますし、本当ジョージアの雰囲気が感じられると思います。アンニュイというかなんかモヤモヤしている感じがそして声高には愛を叫びません。

ちなみに布施明の「シクラメンのかほり」はこちら

布施明 – シクラメンのかほり – 1975

ジョージアには21日もいた?(我ながら長すぎた)

しかもジョージアの国土世界ランク119位。

キューバより韓国より、アゼルバイジャンより小さい

のに

21日もいてしまった。。。。

国土ランキングはこちら

世界の面積ランキング - 世界経済のネタ帳
面積ランキングを掲載しています(対象: 世界、201ヶ国)。

それほど好きだったの?と言われると、僕は「そうではない」

トビリシは汚いし、物乞いも多い、駅前にはおばちゃんの水商売風の人が沢山いる。酔っ払いが多い。ありがとうと言われる機会がやたら少ない。ものを買う前はめちゃくちゃ笑顔なのに、お金はらった途端に冷たい。と色々文句がある国だ。

インドで感じた「ふざけるな」っていう位の憎しみ(Hate)がある訳ではない。インドではその反面めちゃくちゃ好き(Love)な面もあるがそれもない。

画家のピロスマニが小汚い団地の廊下で亡くなったように、何か物悲しく、貧しいそんな雰囲気がある国。バイタリティーをそんなに感じないというか、少し倦怠感というか諦めに似た雰囲気がある。

でもなぜか居ついてしまう。不思議な国です。

その不思議の国で出会った不思議なハプニングを10選送ります。

小事件です。

1 深夜に同室のスコットランド人が薬を見せてくる。ヤク中か?勘弁してよ。俺は知らん。
ジョージアのラゴデヒのドミトリーでの出来事です。
僕が泊まったドミトリーは「Kiwi guest house」
ドミで一泊20ラリ(10ドル)と強気ですが、部屋は広く、シングルベッドでキッチンも使いやすく、僕は3泊しました。
それは初日の夜に起きました。
深夜、肩を揺らされ起きると、目の前には懐中電灯に照らし出された

スキンヘッド

「トレインスポッティング」に出ていたユエン・ブレムナーに似ている男。

眠い中起こされたから、これが現実なのかどうかにまず戸惑う。

とりあえず、僕の得意技いびきがうるさかったのかと思い

「ソーリー、ソーリー」

と言うと、彼も

「アイム、ソーリー」と謝る。

なんだよそれ。

彼はおもむろに手を僕の目の前に出して、広げて見せる。

懐中電灯に照らされたのは、一錠の緑色のクスリ。

「エクスキューズミー。ドゥー・ユゥー・ノウ・マイ・メディスン?」

とか言ってくる。

内心、知らねーよ。俺寝てたでしょ?と思ったが、携帯のライトで一緒に探すふりをする。

10分ほど探すが見つからないので

「ないから明日の朝探そう」と言うことになる。

なんで起こしたの?

次の日、彼はスコットランド人で、夜ジョージア人にお酒をたらふく飲まされて、寝る前に二日酔いどめの薬をもらったのだが、俺のベッドの上で落としてしまったそう。

そーいうことだったのね

って納得するか!

なんで俺のベッドの上で薬を飲もうとしたのか?

じっちゃんの名にかけて、

解決しませんでした。

彼はいいやつだってことだけ判明しました。

次の日またお酒を勧められていましたが断っていました。

2 キノコを買ったら怒られる。アンタ死ぬよ!玉ねぎと一緒に煮て黒くなったら毒
ジョージアのクタイシでの話。
僕が泊まっていたのは、ジョージアで一番安かった一番8ラリの宿
「Hostel Fortuna」
ここは安いのに、天井が高くて、キッチンも使え、宿泊客も少ないのでオススメです。
ちなみに入口は大丈夫かってくらい「閉店」感がありますが、階段を上がって中に入るとすごく綺麗です。
クタイシは市場が面白くて、そこでオレンジ色のキノコがとても安く売られていました。
袋二つで5ラリで、そんなに食べれないので、一袋だけくださいと言ったら、おばちゃん僕の5ラリを返さずに、キノコを一袋だけ渡す。「お釣りは?」って感じで言うと、もうあっち行けと手で払われる。こういう所があるジョージアは。
って思いながら、宿に戻って、肉と一緒にソテーするかと準備していると
宿の女性主人が
「あんた、キノコの下準備知ってるの?」
と言われ。
「えっ、焼くだけですけど」
っていうと

「あんた、死ぬわよ」

と言われる。

「いい、今から私のママに処理の仕方を電話で聞くから、それまで待ってて」

大事になったな。ただのソテーが生き死にの問題になるとは。。。。。

ママによると、

①キノコのカサの縁をナイフで削りとる

②キノコのカサに入り込んだ雑物を取り除くべくナイフて軽く削ぐ

③玉ねぎと一緒にボイルする

この3点だそうだ。

え?

別に大事じゃなくない?

聞くと

「玉ねぎと煮て、玉ねぎが黒くなったら、毒キノコだから食べちゃダメなの」

でも市場で売っていたんだよ?

「毒と見分けがつかないものもあるから、玉ねぎで見分ける」

うー。そんなリスキーな食べ方を21世紀でもしているとは。

図鑑とかないのか?見分ける方法とかないのか?なんで玉ねぎが犠牲に。

僕の玉ねぎは、白いままでした。

いっその事黒くなったのも見てみたかった。

そのあと、肉とキノコをソテーして、食べた。

宿泊していた中国人にも分けたけど

「この牛肉は酸っぱいです」

と日本語変換ソフトで機械音で言われて少し凹みました。

中国の人は、最高のものは最高。そうでないものは最高でないとはっきり言うとこ

あるよねー。たぶん口に入れるものに用心深いのだと思います。

まあいいです。

死にはしませんでしたが、折角生のキノコを水煮してソテーしたら、生の意味があんまりないな。

缶詰と変わりません。

もう海外でキノコは買いません。

3 下山で遭難寸前。渓流に沿ってのショートカットは二度としません。

これも1のラゴデヒでの出来事。ラゴデヒはトレッキングスポットです。

日帰りで行ける小さな滝コース、大きな滝コース。そして2泊3日で行くBlack Lakeのトレッキングがあります。

僕はもちろん山に泊まる気はさらさらないので、滝コースを選択。まずは小さな滝コースに向かった。

宿から一本道の緩やかな坂道をひたすら登る(意外とこれが一番疲れるかも)と自然保護区の入り口に入る。ここからはラゴデヒの保護区。何かのパンフレットにジョージアにあるある意味「ジャングル」だと言う言葉に惹かれて来た次第。

道はわかりやす遊歩道。木にはトレッキングコースの印がついています。さらにmaps.meもオフラインで十分使えます。

蔦が木に絡まり、木の幹までもが緑です。まさに緑のジャングル。かといって日本の山のように陽が射さない訳ではなく、隣に渓流が流れているため、斜光が降り注ぐ。なんとも綺麗な景色。

遊歩道を歩いていると道に動く物体を発見。

なんと

クワガタに遭遇

この後もたくさん出てきます。カブトムシはなぜかみんな死んでいました。

もう秋になるからかもしれません。

途中に野犬とバッティング。

こんな細道で相対するのは本当に嫌だな。とお互い思いながらスルー。噛まれてこんな山から病院に行くのは無理だ。

最初は遊歩道ですが、途中からはサバイバルになります。

丸木橋を渡り、ゴツゴツの岩場を登り、険しい山道を登る。

特に最後の1kmでのアップダウンは本当にキツかった。

またラゴデヒは湿度が高いようでものすごい汗をかきます。

達成感はものすごいあります。

もう一つの大きな滝コースもオススメです。

登山口はラゴデヒの街よりだいぶ離れているので、ヒッチハイクで行きましょう。

僕は格好つけて歩いて行きましたが、道中楽しいことなど一つもありませんでした。

その道中に事件6が起こる訳ですが。

約5kmの道のりですが、2~3時間かかります。

ここから小事件簿なのですが、とにかく最後のアップダウンが苦痛だった。

だから帰りは、渓流沿いを行けば、あのアップダウンをせずとも下山できるぞ、ウシッシと思った私がいけなかった。

ちなみに山での遭難で一番多いのは、沢を降りることらしいです。

その道の達人でさえ危険視するのに、ずぶのまたびがやってはいけませんね。

沢沿いは、どうしてアップダウンの道を経由しないといけないのかがよく分かる道のりでした。

断崖あり、どうしても渡らないといけない急流があり、また小さな滝もありました。

今回は本当に30分程でルートに戻れましたが、やっぱりダメだな。

滝も小さかったから良かったものの、これが大きな滝だった時に滑落して怪我をしたらおしまい。

靴はずぶ濡れ、ところどころ打撲しながらも、どうにか生還できました。

たかが30分も異常に長く感じました。

戻れなかったらどうするか、怪我をしたらどうするか、この先もう降りれないとなった時、もう一度戻る気力があるか、不安が脳裏を駆け巡りました。

結論

絶対に、沢を近道だと思って下ってはいけません。

例えそれが帰り道で多分行けると思っていても、山道を通りましょう。

沢は本当に強敵だ。

4 ドミで同室の青年が宿主に「キル ユー」と言われる。翌日彼は宿のスタッフになっていた。

首都トビリシでの出来事。僕はトビリシ駅前にある「Galo」に泊まっていた。

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結局トビリシではここにしか泊まらなかった。1泊12ラリ。管理人のアナは山羊座で、とても綺麗好き。ただいつもイライラしているから、大変そう。「男性は私の英語をうんうんと聞いてくれるからいいけど、女性なんかフンって感じでとっても嫌だ」と愚痴っていました。

ただアナがしっかりやるからこのホステルはとても清潔でいい。ロシア人が多いです。

初めて泊まった日から僕のベッドの下には昼間寝て、夜出かける若者がいた。

足が臭くて、ちょっと嫌だけど、なんか物静かな青年だ。

僕がラゴデヒから戻ってくると彼もまだいて「やあ」なんて挨拶をしていると、そこにアナがやってきて

「あんた、あと1時間で荷物まとめて出ないと、アイ ウィル キル ユー」なんて言われている。

どうしたのか聞くと彼がなんか夜壊したみたいだが、彼に聞くと、また事情が違うみたいだ。

「僕はイラクから来ている学生で、アゼルバイジャンで薬学の大学に通っていた。でもお金が尽きて、退学して、トビリシのレストランで働いていた。そこも昨日クビになって、もう行くところがない」と嘆いていた。

確かに彼は夜出かけていたからレストランで働いていたのだろう。

またIpadも持っていたから割と普通の生活をしていたように見受けられる。

僕は彼に何もしてあげられないと思いながら、昼間の観光に出かけた。

観光から戻ると、彼はなぜかレセプションに座っていた。

「どうしたの?」

と聞くと

「今日からここで働くことになった」

とサムアップをして笑った。

僕もホッとして笑った。

彼はここのレセプションでしっかり働いて、ジョージアの情報通になって旅行のアドバイスをすればいいと彼に伝えた。そこからやり直せばいい。君はまだ若い。チャンスがある。

その二日後僕は、トビリシを旅立った。

彼はレセプションで見送ったが、彼の働きぶりは、ipadだった。

アナから言われないと動かない、常時ipadだった。

アナに怒られ、ようやく動き出すリアクション型ipadだった。

怒声と誰かがいい合う声、駅前では今日も親父が派手なメイクをした豊満なおばちゃんに言い寄っている。

バンパーの外れたベンツがクラクションを鳴らす。

階段には物乞いが静かに座っている。

何かが間違っているけれど、人々はそれを黙って受け止めている。

トビリシはこんな街だ。

5 野生の亀に遭遇。近道を狙うとトラブルに?

これはトビリシから日帰りで行ける観光地ムツヘタでの話だ。

ムツヘタは絶対に行った方がいい教会が二つある。

スヴェチツェホベリ大聖堂と小山の上に建つJvari教会だ。

スヴェチツェホベリ大聖堂には樹液が人の病を治したとされる場所があり、そこは本当にホーリーな感じがした。

そして問題は小山に立つJvari教会だ。

タクシーの運ちゃんは20ラリで行くと行っていたけれど、こういう交通費は本当に節約したい。

だから僕はMaps.meを頼りに歩いて行くことにした。

川を越えた向こう側なのだが、橋が少ないから、車は迂回して行くことになる。

これを歩いて行くのは馬鹿らしいから、点線で描いてある橋らしきものがきっとあるはずと信じて行く。

犬が鳴いて不安だが、なんか人気のない道を歩いて行くと、野イチゴを積むおばちゃんを発見。

ああこの道は大丈夫だなと安心する。

橋は確かにあり、渡ることができた。そのあと、高速道路を横切り(ちょっとスリル)maps.meのかいてある点線の遊歩道の入り口を探すが、わからず、人が歩いたあとを伝って歩く。途中道がなくなり、なんか細い排水管を辿って登っていくと、小さな祠のような教会に出た。そこで牧師が観光客に案内していたが、僕を見て、どこから来た?と怪訝そうな顔で聞く。Jvari教会はどこか聞くと教えてくれる。僕は道を間違えたので参考にならないが、このmapsmeの示す道は確かにありそうだ。

教会からの帰り道、またあの小さな祠の道を行けばいいものの、なんかあの牧師に会うのが気まずくて、車で帰る道を行く。

これが結構無意味に距離があって、つまらない。桑の実やリンゴをつまむのが唯一の楽しみ。

途中ヘアピンカーブがあり、藪のむこうに道が見えたので、ここでも

「ショートカットしよ」

と思ったのがあまり良くなかった。

藪は背丈程もなくて、牛も通った形跡のフンが沢山ある。

まあ牛にできることは人間ができるはずと信じて降りる。

藪の木はトゲがあり、刺さると痛い。

下は乾燥地帯だが、不意にガサッと動く物音がする。

そういえば、ジョージアの山に関する注意事項で、毒蛇や亀がいます。とかいてあったな。

もしかしたら物音は蛇だったかもしれない。

途中なんかでかい石が落ちているなと思ったら、亀だった。

こんな無防備な野生の亀。

ただただ身を丸めている。

なんて無防備な。

川から離れたこんな藪の中に亀がいるのは不思議だった。

そのあと、道に戻れたが、切り傷多数。

教訓、海外は一歩道を外れたら、そこはもう野生の王国

そのあと、雨が降ってきて、トビリシに向かうマルシュをすぐに拾えたから良かったけど、色々リスキーだったな。

タクシー代は節約できる。

ただし道を間違えぬこと。

6 おばちゃん大激怒!油の入ったペットボトルを握り潰して、大氾濫。

お騒がせのラゴデヒですね。滝に向かってラゴデヒの街から歩きていく途中に、市場による。

大好きなハチミツが売っていたので値段を聞くと「10ラリ(500円)」とおばちゃんは笑顔で言う。まあまあいい値段だけど500mlくらい入っているからお得。ハチミツはヨーグルトにかけて食べるのが本当に美味しい。キルギス、イランでもハチミツを買って、それぞれの土地で味が違うのもまた楽しい。

ハチミツの隣にペットボトルに入った謎の液体があったので、何か聞いてみるとよく分からない。

目を指差し、見ていいかのポーズを送るとおばちゃんは蓋を開けて見せてくれる。

そのペットボトルを受け取ろうとした時

何でかね

海外のペットボトルってペコペコな時

あるよねー。

ふた開ける時にペコってなって水があふれる時

あるよねー。

あれを思いっきり、やってしまった。

溢れ出す液体。

下にあるおばちゃんの売り物のリンゴにも滴りおちる。

手についた瞬間にわかる

油ダーーー。

おばちゃんはペットボトルを奪い取り、汚そうに手を払う。

それで、おじちゃんを呼んで、紙をもらって手を拭いている。

周りのおばちゃんに、

ナンテコッタ

みたいな感じで喚いている。

ジョージア語辞書ですみませんの意味の「ボディシー」と言って頭を下げるが、

「ボディシーなんて言ってんじゃないわよ」みたいな感じで言っているのがわかる。

ハチミツを買って詫びようと思ったが、それどころではないため、頭を下げて、その場を去った。

やっちまった。

迷惑をかけてしまった。

調子づいて見せてなんて言わなきゃよかった。

でも油は元には戻らない。

トレッキングの後、もう一度市場の前を通った。

このまま通り過ぎることもできる。

でも何か心残りだ。

おばちゃんがいた。

勇気を出して、おばちゃんに

「ハチミツ下さい」

と言った。おばちゃんは笑顔でありがとうと言った。

覆水盆に返らずだが、過ちは油(水)に流した?

お後がよろしいようで。

7 ウシュグリの部屋の鍵を破壊!おばちゃんごめんね。ナイフが登場

ウシュグリはラピュタのシーターの故郷のモデル。異国感満載です。山が綺麗。そんな絶景を宿から眺めることができる。それが僕が泊まったHostel MIRANDA

宿から見える景色がこちら

一泊18ラリ。(9ドル)夕ご飯が20ラリ。朝ごはんが15ラリだ。

またびの記事を参考にしてほしい。

【動画あり】ラピュタのシーターの故郷のモデル?ジョージア・ウシュグリ・風の谷で氷河オンザロック!これがやりたかった!!
がまるちょば(ジョージアのこんにちわ) またびのまさるです。 今回は、念願の「氷河オンザロック」の夢を叶えたので、その一部始終というか、一人四十というか、顛末を紹介します。 ジョージアでの旅行記まとめました。 ...

ここには2泊して、最後の朝、部屋の鍵を開けようとすると鍵が開かない。

あれ、俺がまだお金払ってないから、外から鍵閉めちゃったのかな?(そんなことは普通ない)

しばらく待つが朝ごはんの時間を過ぎても何も起きないので、窓からおばちゃんを呼ぶ。男の人も駆けつけて、2回鍵を回すんだみたいな事を言われるが、「動かない」と説明しても通じない。

それでちょっと力を入れて回すと

バキッ

と不気味な音とともに、鍵の回す部分が折れる。

またやっちまった。

それでも鍵は開かない。

鍵が壊れたことを伝えると、はしごを出してきて、窓がから旦那が入ってくる。

うわ!

その後におかみさんがはしごから入ってくる。

うわ!!

手にはナイフを持っている

うわ!!!

何この展開。

ドライバー持っているから、と渡そうとすると、

旦那がおかみさんからナイフを奪い、

鍵にナイフをぶっさす。

そしてひねると、

開いた!

何これ?

鍵意味あるの?

ナイフでこじ開けるって。

すごいね。ナイフって何でもできる。

と感心している場合じゃなくて、謝る。

いいよ、いいよ。気にするなと言ってくれる。

朝ごはん食べなよってことで朝ごはんとなる。

相変わらず、おばちゃんの搾りたてのホットミルクは甘くて美味しい。

ミルクが目にしみる。(煙が目にしみるの曲名のパクリです)

なんて日だ。

もちろんチェックアウトの時に、鍵壊したお金として20ラリ渡しておきました。

僕の作戦としては20ラリ札を2枚渡して、40ラリと見せかけて、おばちゃんがいいよ20でという感じにしたかったけど、ナイフでこじ開けた感を見て、これ40渡したら躊躇せずに吸収されるなと思い、20ラリを渡すことにした。

おばちゃんはいらないと言って返すそぶりもなく、受け取っていた。

良かった40渡さないで。

絶対に吸収されていた!

旅は、小さな決断の連続である。

宿のかわいい女の子たち。

wifiのパスワードを子供の字でしっかり丁寧に書いてくれました。

いい字だね。

真心がある。

真心シスターズです!

8 これがマッサージ 馬鹿じゃねーの!パンツ脱ぐ必要なくない?

これはトビリシでの出来事。トビリシにはハマムという温泉があります。トルコ風呂のようだが、湯船に入るからそこは違うが、トルコ風呂のように垢すりマッサージがある。

一番安いNO5ハマムは3ラリで入れるそうだが、ゲイにバカにされるという情報を聞いて、止めた。もちろんゲイにもいい人悪い人がいる。

偏見はないが、このNO5にたむろしているゲイは悪い人の部類だと思う。

そんな思いをして、見世物になってまで入りたくないな。

と思い、他の旅人も取り上げているQUEENS BATHに行く。

この女性の記事を参考に

Lトラベラー

でもこの人だと入場料5ラリって書いてあるけど、僕の場合、入り口になんか紙が貼ってあって、サウナ付きだと13ラリと張り紙が貼ってあり、支払う。

もしかしたら騙されたかも。。。

中でマッサージやるかと聞かれたので、やると答える。

値段を聞くと

Up to you

出た。おきまりのぼったくるパターン。大っ嫌いな言葉。これいうやつろくなやついない。

僕は10というと彼は50と言い、結局20で話はつく。

でもよく考えたら高いな。

まずはシャワーを浴びるように言われる。

トビリシのハマムで驚くのは客は全裸だってこと、白い布一枚渡されるが、みんな全裸だ。

トルコだと絶対に前は隠す。

僕が前トルコとでタオルをとったら、腹を殴られて怒られた。

エガちゃんもトルコで脱いで逮捕された。

全裸でお風呂に入る場所が海外であるとは?

お湯は硫黄の匂いがして、程よい温度。

立って入るパターンのお風呂だ。

いよいよマッサージとなるが、マッサージをやる刺青兄さんがなぜか、短パンを脱いで全裸になっている。

フルーチン!お前もか!

それで、うつぶせに寝ろとか本当不安でしかない。

まあでもそうなったら、括約筋をぐっと締めてからの反転して延髄蹴りするイメージを持ってうつぶせになる。

何が来るかと思ったら、まずお湯を盥で乱暴にかけられた。

その後、白い布で包んだ何かをこすると泡がたくさん出て、その泡を全身に塗りたくる。

さあマッサージの始まりだ。

パシン!

えっいきなり、背中を平手打ち!

さらに乱暴に指でさらには、肘でゴリゴリマッサージする。

嘘!

痛いよ!

馬鹿じゃねーの!

骨でゴリゴリされたら痛いって!

今度は体を反転させ、仰向けで寝ます。

また胸を

パシン

と平手打ちされ、マッサージが開始。

刺青兄さんの顔が近い。

目の前にで兄さんの顔を上下する映像は恐怖でしかないし、相変わらず

痛い!

マッサージの間

「スパーブ、マッサージ?ストーラリ」としつこく聞いてくる。

多分、スペシャルなマッサージは100ラリだ。どうだ?と聞いていると思う。

「馬鹿じゃーねの!」

「こんな痛いのもう嫌だ」

「これ以上お前の裸も見たくない」

と(内心)悪態をつきながら

ひたすら

ニェット!ニェット!ニェット!(No!No!No!)

と連呼する。

それでも

ストー?ダー?

と聞いているが

めげずに

ニェット!ニェット!ニェット!

と連呼する。

この時、脳内では文字にできないくらいな罵詈雑言を彼に浴びせている。それをニィエト(NO)という言葉に置き換えて話しているだけだ。

実際に100ラリ持っていなかったし、それでよかったと思う。

マッサージが終わった後、水風呂に飛び込めというので

馬鹿じゃねーの!死ぬよ!

というと、兄さん飛び込む。

あー本当に馬鹿だ。

これでやらんとヤポーニャの名が廃る。

オラーこれが空手魂じゃ

とばかりに飛び込むと、客のおじさんが

ハラショー(ナイス)

と褒める。

外では雨が降ってきたようで、天井の穴から雨が注いでいる。

これで良かったのか、わからない。

でも他の旅人のブログも、こんな痛いんだったら、そう書かないと。

簡単に行ってきましたっていうレベルじゃないぜ!

乱暴さ半端ない!

それで20ラリ(1000円)

合計33ラリ(1700円)

やられたな

あーやられたね

またやられたな

あーまたやられたね

クラムボンは笑ったよ。

カプカプ笑ったよ。

服を着て外に出ると、

雨が止んで

虹が出ていた。

これで良かったんだな。

9 10個も実は無かったという中途半端さも実にジョージアらしい?

10 最後にジョージアのいいところ悪いところを書きます。

いいところ

・物価が安い

・料理が割と美味しい

・ワイン(ハウスワイン)が安く美味しく飲める。でも気をつけてその日のうちに飲まないと次の日アホみたいに酸っぱい

・自然が豊か ラゴデヒ・カズベキ・ウシュグリ全てトレッキング向きですが、それぞれ違う味わいがあります。あとトビリシから日帰りで35ラリで行ける(ツアーじゃないと多分無理です)ダビドガーレシャというかつての修道院のある聖地もちょこっとしたトレッキングが楽しめます。おすすめです。

・どこでもマルシュが走っている。交通機関はしっかりしています。

悪いところ

事件簿を読んでもらえれば大体伝わったと思います。

あとまたびの記事も合わせて見てください。

悪いところ、しっかり書いてあります。

今回はおふざけの記事でしたが、何気にホテル紹介になっているという驚きの構成

では

またび

最後はピロスマニの絵で

じっちゃん の 名に かけた

この人の絵は、トビリシの美術館とこれ意外と見落としがちだけど

「シグナギの博物館」にもたくさんあるから

絶対に見落とさないで。

見落とすとまたびになります。

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