【世界一周に何が必要?】帰国して気づく良かったもの、いらなかったもの 準備編

世界一周

こんにちわ

またびのまさるです。

まだまだパタゴニアやアフリカ、チベットなど書きたいことがたくさんありますが、追いつかないもどかしさを感じています。

さて今回は、世界一周を終えて、準備して良かったもの、要らなかったものを書きたいと思います。

実際に自分が準備をした時に、意外と困ったし、アホみたいに最初荷物をつめすぎていたので、その反省をもとに僕なりに解説します。

①日本で準備していくもの

②海外で買えるもの

③世界一周で何が得られるの?

と大きく三つ

ただ準備に当たって声を大にして言いたいのは

世界一周は1年半以上かけましょう!

1年ではとても足りなかったです。アジア2か月、中央アジア1か月、イラン1か月、ジョージアのあたり1か月、東欧2か月、中東1か月、アフリカ2か月、南米1か月でしたが

アフリカにあと2ヶ月。南米があと3ヶ月必要でした。

① 日本で準備していくもの

まずは羅列します。

そのあと、ちょくちょく解説します。

【装備品】

◆バックパック◆サブバック◆圧縮袋◆寝袋

⭐️バックパック 

これは必須。キャリーケースは石畳、悪路、トレッキングに対応できない。

旅行者に多いのは、ケシュア(QUECHUA),ドイター(Deuter),グレゴリー(GREGORY),オスプレイ(Osprey)でしょうか?考慮すべきポイントは①価格②背負い心地③取り出すやすさだと思います。

それぞれ特徴があります。

ケシュア(QUECHUA)

今年神戸の西宮に日本一号店を出しました。デカトロンで取り扱うブランドでとにかく安い。色のバリエーションも多いので、今海外の旅行者でデイバックも含めてケシュアが多いです。

ケシュアのホームページhttps://www.decathlon.co.jp/jp_ja/new-sports/hiking-trekking/hiking-gear-accessories/trekking-backpack.html?___store=jp_ja

ドイター(Deuter)

ドイツのブランド。ドイツらしく無骨に機能性を重視。僕が石井スポーツで勧められたのもドイターです。背負い心地が良く、しっかり腰で重さを支えてくれるため、肩への負担が全然違います。思いバックパックを背負ってのパイネのトレッキングではその威力を発揮してくれました。値段もグレゴリー程高くないです。2〜3万位から買えます。

グレゴリー(GREGORY)

背負い心地やフィット感が多分一番いいのがグレゴリーだと言われています。使ったことがないからわかりませんが、価格から見てもその性能を裏付けれいますね。4〜5万円

オスプレイ(Osprey)

特徴のあるブランドです。ガッサっと一気に出せるタイプのリュックです。入国の荷物検査とかで急にバックパックを開けなくてはいけない時に便利です。すごいですね。分解してデイバックにもなる機能がある。面白いブランドです。キャリー付きリュックもあります。

オスプレイのホームページhttps://www.lostarrow.co.jp/osprey/info/2017/IF2017_OS_Aether-Ariel.html

⭐️サブバック 

バックパックに入りきらないものを入れる。または飛行機の際に機内に持ち込むために使う、また街歩きの時に使うバックとして必須です。デザインやカラーなど自分が気に入ったものがいいと思います。ただその中で意識した方がいいのが次の3点

①【防犯】ダブルファスナーのものを選ぶべし 鍵がつけられる

②【防水】サブバックに防水カバーが付いているものがベストです 雨には濡れますから

③【防刃】素材は薄いものより、しっかりしたものがいいと思います。穴が空いたり、ナイフで切られて中身が取られるという可能性も少しあります。

僕はバッハのデイバックを使っていました。少し大きかったけれど頑丈で、気に入っています。

https://www.amazon.co.jp/バッハ-リュック-Bike2B-30/dp/B00M8PRQQQ/ref=sr_1_1?adgrpid=60112876544&hvadid=295744192689&hvdev=c&hvlocphy=1009307&hvnetw=g&hvpos=1t1&hvqmt=e&hvrand=17871445643434153806&hvtargid=kwd-334562285978&jp-ad-ap=0&keywords=bach+bike2b&qid=1555215378&s=gateway&sr=8-1

⭐️圧縮袋 

どの圧縮袋を買おうが必ず破れます。穴が開き、チャック部分が切れます。3000円以上しますがパックイットというものが壊れづらくて良いかもしれないですね。ビニールの圧縮袋は意外と海外では手に入りづらいです。探すのに時間がかかります。ビニールのものを複数枚持っていくか、パックイットみたいなものにした方が良いと思います。毎日何回も出し入れするものなのでこだわって下さい。

https://www.eaglecreek.jp/product/packing_organizer/detail/11862096/
パックイットはこちら


パックイットのおすすめ記事はこちらhttps://kyotabi618.com/packing-packit/

⭐️寝袋

寝袋は便利です。防寒具としても、エチオピアとかバスが劇揺れの時に、腰痛防止でクッション代わりにも使えます。山頂で朝日を見る時や深夜のバスターミナルで泊まる時ブランケットの代わりになります。そしてやはり寝袋はかさばるので、できるだけ小さくまとまってそして寒さにも耐えられるものを日本で選んで買っていった方がいいです。

僕はケシュアの寝袋を4000円位で外国で買いましたが、やはりかさばるそして使用温度が10℃なのでパタゴニアでは寒かった。。。ここはお金をかけて使用温度が5℃以下でコンパクトなものを買いましょう!例えばこれ位

https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=2321171
モンベルのホームページ

⭐️部活袋(中学生がよく使っているやつ!)

中学生がよく持っている体育着入れが便利

これとても使い勝手がいいです。水の2lペットボトルってかさばるし、でもサブバックを持っていくのはちょっとだるいしという時に、この中学生バックは有能です。あとこの袋が収納の代わりにもなります。リュックみたいに背負えるのがいいですね。

【衣服類】

◆トレッキングシューズ◆雨具◆防寒着◆肌着◆ランニングパンツ

⭐️トレッキングシューズ 

Gore-Texがベスト 日本だとアウトレットやトレファクなど中古が狙える

やはりトレッキングや登山にはソールの硬いトレッキングシューズが必要です。意外と足をくじき安いですし、1年以上旅をすると最終的にはトレッキングが好きになります。パタゴニアの氷河でトレッキングするときは、アイゼンを履くので結局必要になります。

あとGore-Texがいい点は、靴が濡れても、履いている内に、体温で靴が乾くということ。

⭐️雨具 

モンベルは海外では手に入りづらいので必須 断然Gore-Tex ここは惜しんじゃいけない

モンベルを着ていると日本の旅行者に「日本人ですか?」と認識される率高し。

⭐️防寒着(フリースorダウン) 僕はフリース派

僕はフリースを持って行きましたが、とても使い勝手が良かった。

通気性がダウンよりいいため、動きのあるトレッキングや登山中に適している。Gore-Texの雨具の下にフリースを着てパイネなんかは歩いていました。雨具が濡れても、沁みづらいのも良い所です。ただ持ち運びは断然ダウンが良いです。

フリースとダウンどっちがいいのという記事はこちらhttps://yamahack.com/2967

⭐️肌着

Tシャツは断然乾きやすさと着やすさを重視した方がいいです。

毎日着て、毎日洗濯するものです。できるだけ洗濯しやすいのがいいです。

僕はAIGLEのシンプルなTシャツが乾きも早く、着心地も大好きです。

白は汚れやすいですが、南京虫対策には絶大な効果があります!白だと南京虫が動いている姿がすぐに見つかります。白のTシャツをウキウキで歩いている南京を2匹捕獲し、潰しました。あと南京の糞で小さい赤い染みができたときにも気づきやすいですね。黒や紺では全く見えません。

https://www.aigle.co.jp/products/ZTH016J/001

⭐️ランニングパンツ 

これめちゃくちゃ便利です。中にメッシュが入っているものを選びましょう。水着代わりにもなるし、パンツの代わりにもなります。コンパクトだし、乾きやすい。ノーパンでも最悪大丈夫ですし、必須です。

【小物】

◆腕時計◆サングラス◆首かけの貴重品入れ◆ダイヤル式の鍵◆100均の網ポーチ◆洗濯道具(折りたたみハンガーと洗濯ひも)◆水筒◆薬セット◆クレジットカード3枚

⭐️腕時計

必要な要素は、防水、夜文字盤が光る、タフネスの三つだと思います。僕はHard Offで中古で3000円のGショック。十分でした。

⭐️サングラス

これはめちゃくちゃ重要です。肌に直接触れるものにはお金を惜しまない方がいいです。紫外線対策で必須。海外の石畳の反射光は目を痛めます。また防砂、防塵の為にも必要です。僕は自転車を乗るときに使っていたBRIKOのものを持って行きました。目をしっかり覆ってくれる且つ割れにくい柔軟さがあるものがいいと思います。

https://www.amazon.co.jp/スポーツサングラス-BRIKO-ブリコ-スポーツケア・アクセサリー・競技備品/s?rh=n%3A15314281%2Cp_89%3ABRIKO%28ブリコ%29

⭐️首かけの貴重品入れ

僕はメキシコのオアハカで買ったお土産の首かけポーチを使っています。紐も太めで金具が付いているため、破れづらい。そこに小銭入れやパスポート、スマホ、俳句手帳を入れています。このポーチを上着の下に入れて、面倒ですが、小銭を出す度に、ファスナーを開けそこから出していました。

俳句手帳はメモ帳としてとても有能です。現地の言葉をメモしたり、メモで伝えたり、また入国カードを書く際にペンは必須なので、別売りのペンと一緒に買うと便利です。

俳句手帳 ツバメノートhttp://shop.harukazesha.com/products/detail.php?product_id=879
このボールペンが俳句手帳にすっぽり収まります!

⭐️4桁ダイヤル式の鍵

海外で買うと割と高いです。そしてアフリカや中東ではまず入手が難しい。

僕は2個持って行ったのですが、全部なくしました。。。。原因はフックを閉め忘れて落としてしまったもの。横着してはいけませんね。2個持っていく必要はありません。無くしたら自分への戒めとして不便さを体感しなくていけない。他の南京錠はどこの国にも売っていますが、結構重さがあるんです。南京錠も2個無くしました。。。原因は閉め忘れ。。。写真のワイヤー式のダイヤル錠は結構便利です。アフリカのチャイナモールで買いました。100円位です。テントのジッパーにつけられるので有能です。

⭐️100均の網ポーチ

ビニールのポーチはなぜか途中で破けたり、ボロボロになることが多いです。でもこの網のやつは壊れにくい。そして軽い。難点は防水ではないので、中に液体の瓶を入れるときはジップロックが必要です。でもこのあみあみはいつも壊れません。ちなみに三色のビニールのやつはパタゴニアに行った時に、寒さでバリバリに硬くなり、そこから亀裂が入りました。

⭐️洗濯道具(折りたたみハンガーと洗濯ひも)

洗濯道具は毎日使うものです。この折りたたみハンガーは3つあるといいですね。洗濯ひもはあると便利です。二段ベッドでのこの紐を使えば洗濯スペースを確保できます。

折りたたみハンガー5本で600円https://item.rakuten.co.jp/vaps2shop/4580487000701/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_113_0_10001868
洗濯ひもは100均で

⭐️水筒

保温性のあるものがいいです。ここにお湯をもらったりできる。中国や海外の電車ではお湯が無料なので、使えます。ティーパックを入れて砂糖入れてあったかい紅茶を外や山で飲むのは最高です!

⭐️薬セット

薬は左から絆創膏・解熱剤(カロナール)処方された風邪薬のあまり、目薬2種、抗ヒスタミン剤(エジプトで購入・南京虫対策)です。

あとは化膿止めの軟膏があればいいと思います。

解熱剤は一回も飲みませんでした。1年の旅行中に一度エチオピアでインフルエンザにかかり通院しました。下痢は出し切って、最後にウォッカで胃を洗浄する形で対処しました。コンタクトレンズを使用しており、ものもらいになりやすいので、目薬を持っていきました。ものもらいにはなりませんでしたが予防で結構使いました。抗ヒスタミン剤は南京虫にさされてすぐに飲むとかゆみが劇的に軽減します。どこかの国で購入しておくと便利です。南京虫はヨーロッパで3回、アフリカで5回遭遇しています。ほぼ出会うと思っていてください。南京虫対策は別の記事で書いています。https://matabi1977.com/matabi14/

⭐️クレジットカード3枚


僕が持っていったカードは次の3枚

①楽天カード

②三井住友VISAクラシックAカード

③三井住友デビットカード

どのクレジットカードがいいのかは詳しくブログで書いている人がたくさんいるのでその人に委ねます。僕が3枚持っていってどうだったかだけ書きます。

基本的に楽天カードは最初から最後まで使えました。ただ航空券やバスチケット購入の際に、購入できなかったことが何度かありました。

三井住友VISAはキャッシングでおろす際によく使いました。結構万能でしたが、ザンビアあたりで急に利用停止になり、電話で利用確認をする手続きが必要になりました。

デビットカードは完全にサブ組です。キャッシングの際のレートも少し悪いので、あまり使用しませんでした。ただメインカードが上限を超えた時や使えなかった時に使えることが何度かありました。

旅行者に多いのは、楽天カードにラウンジを使えるパスにするタイプです。空港は待ち時間が多いです、そこでシャワーやご飯、ドリンクが無料で食べれられるのはいいと思います。

2枚では厳しかったと思います。

【食べ物】

◆焼きそばの粉◆粉のダシ

基本的に食材は重いので現地調達です。ただ現地で意外と手に入りづらく、高価なものがソースとだしです。特にソースは即席麺に絡めるだけで焼きそばになるので、すごく嬉しいです。焼きそばの粉はかさばらないので、多く持って行きましょう。

【機器】

◆モバイルバッテリー◆コンセント変換器◆外付けHD

⭐️モバイルバッテリー

モバイルバッテリーは20000msh以上のものを選びましょう。僕はソーラー充電できるタプを買いましたが、ちょっと重すぎました。ただ付属のライトはテントの常夜灯として便利でした。ほぼほぼ充電する場所はあるのでソーラーである必然性はそんなにないです。

⭐️コンセント変換器

コンパクトなもの且つUSBポートが付いているのもを選びましょう。最悪現地で買えます。

⭐️外付けHD

1T(テラ)あれば十分だと思います。写真、動画のバックアップで必要です。日本で買った方が安いです。

②海外で買えるもの

今、ヨーロッパを中心にすごい進出しているのが

「デカトロン(DECATHOLON)」

スポーツ、アウトドアのグッズがとにかく安くて、まあまあ性能がいい。

デカトロンのページはこちらhttps://www.decathlon.co.jp/jp_ja/new-sports/hiking-trekking/hiking-gear-accessories/trekking-backpack.html?___store=jp_ja

このデカトロンである程度購入することを見越しておくと良い。

ちなみに2019年に西宮に日本1号店がオープンしました。行ける人は一度見に行くといいと思います。中国、台湾、タイにもあるようですね。イスタンブールのデカトロンが激安だという話もあります。ヨーロッパにはほぼほぼどの国にもあります。

ここで買うべきは

◆速乾タオル(2ユーロ位)◆クッカー◆買い物袋(1ユーロ位、カバーが分かれていないからいい)◆テント、寝袋、エアシート

とにかく何でもあります。性能がそこそこよくて安い。

僕は他に、寝袋を買いました。

⭐️スマートホン 

僕も妻も旅行中にスマートホンを失くしました。ズボンのポケットに入れていたことが原因です。そんなこと当たり前に分かってはいたのですが、急いでいたいり、話しかけられている時についついポケットに入れてしまいます。

紛失しないことがベストですが、世界一周で一度はスマホを失くすだろうと想定して準備した方がいいと思います。

僕は秋葉原で中古のシムフリーのIphone6を23000円で買いましたが、1ヶ月で壊れました。そのIphoneをウズベキスタンで60ドルで売り、キルギスで新しいスマホを50ドルで買いました。そのスマホはルーマニアで紛失して、ブルガリアで現在の相棒XiaoMiを20000円位で買いました。日本で使っているスマートフォンはシムロックがかかっているので、必ず解除してから海外に行ってください。でないと海外のSimが使えません。宿にWi-Fiが期待できないイラン、エチオピア、タンザニア、エジプトではSimは必須です。

⭐️テント

アフリカのボツワナはテント泊だと高級ホテルの敷地に安く泊まれるので旅人はみんなテントを買います。ただ僕個人としてはパタゴニアで一番テントを使ったなと思います。南米はテント天国です。テントサイトがたくさんあり、無料から有料でもWi-fi付きもあるのでいいです。しかもBBQもできるので楽しいです。ドミトリーはやはり同じ部屋の人間に雰囲気が左右されるのが難点です。昔はドミトリーは情報交換の場として成り立っていましたがネットがある今ではなんか少し気まずさだけが残っているように感じます。その点テントのプライバシーは最強ですね。ぜひ100ドル以上のしっかりしたテントを買いましょう。パタゴニアは寒いですから。

③世界一周で何が得られるの?

はじめに人それぞれだけれど僕が得たものとして

①言葉を超えた無意識への感度が研ぎ澄まされる

②自分を知る

③共感の幅がワールドワイドになる

の三つがあります。

①言葉を超えた無意識への感度が研ぎ澄まされる

言葉がわからなければ、わからないほど良いように思います。普段如何に言葉に依存して物事を認識しているかがよくわかります。言葉がわからない時、人は相手の目を見ます。そして相手の表情をよく観察します。そこから相手が何を言わんとしているのか分かるように思います。

無意識への感受性が前よりも鋭くなりました。職場の子供達の表情や仕草から伝わる情報がこれほど豊かなのだと改めて面白さを実感しています。

②自分を知る

旅に出ている間、何でも見てやろう、何でも知っていやろうと息まいて海外に行く訳です。いわゆる観光地やツアーにも参加する訳です。でもその全部に感動する訳ではないのです。確かに景色や歴史は素晴らしいけれど、それを楽しめない自分がいる。

あれ?一体自分は何をしたいんだろう?なんの為に旅をしているのだろう?

そういう問いをずっとしているように思います。

毎日がトライアンドエラー。

答えが出たとしても、また次の経験で変わったりする。

長く旅をしていくと、それぞれが興味があることへ傾倒していくように思う。山登りやトレッキングに特化していく人もいれば、現地のボランティアに参加していく人もいる。ローカルフードを学ぶ人もいる。

僕は後半はひたすらテント生活を楽しんでいたように思う。薪を集め、火を起こし、調理する。空を見上げるともう星空で、寒さからテントに潜り込む。

自然との調和ということに僕はとても興味が惹かれていることに気づいた。

そして、トレッキングや自然の中にいると話相手が自分しかいないので、否応がなく自分と向き合うことになる。

そして今までこんなに自分のことが知らなったと驚く。

自分を責めすぎていた過去に気づき、自分を許してやることもできたし、まだまだ人と比較してしまう卑小な自分にも出会えた。

人のこと社会のことを雄弁に批判、物語っていた今までは、自分のことはあんまり見てこなかったのだと気づく。

面白い逆説で、

世界を知ろうと旅に出て、一番身近な自分を知ろうと気づく。

なんじゃそれ?

火星の研究者が実はやりたいことは家庭学だったみたいな

③共感の幅がワールドワイドになる

じぶんが旅した土地や国は

もう他人事じゃなくなる。

エチオピアで飛行機が落ちたと聞くと心配し

パレスチナで抗議の人が殺されたと聞くと憤りを感じる

ナチスにもいいところがあったなんて聞くと、アウシュビッツに一回でもいいから行ってくれと思うし

飼い犬が上目遣いで主人を見上げている顔を見ると、パタゴニアの犬の独立独歩の顔つきを思い出す

ウェルカムという言葉を聞くと、イランで言われた「ウェルカムマイカントリー」という響きを思いだすし、

コーカサス地方がどうして人類のゆりかごと呼ばれるかも、森の緑と自然の豊かさとともに納得する。

遠くで起こったことも、我が事として感じるアンテナを歩いた数だけ手に入れたのだと思う。

と準備とは関係のない話をして終わります。

では

またび

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