ヘレータ(ギリシャ語でこんにちわ)
またびのまさるです。
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ちょっと最近は少し真面目目のブログが続いたので、情報多めのギリシャのまとめを書きます。
ギリシャよ。
あんたは最高だ!
歴史も文化も音楽も料理もお酒も映画も何でもござれ。
イランよ御免。
今までイランが一番良かったと思っていたけれど
やっぱり料理の点でギリシャは美味い。
ディーズィーだけではちょっと厳しい。
ギリシャはもともと楽しみにしていた国でした。
民主主義の礎が築かれたアテネ。
小田実の「何でも見てやろう」で
「ギリシャで、いやヨーロッパで、私がもっとも感動したものと言えば、私はためらわずにアテネのアクロポリスの丘をあげるだろう。私にとって、それがギリシャであり、またヨーロッパの、もっと大きく言えば『西洋』というものの、すくなくとも一つの根源であった・・・」
と書いてあったのが印象に残っています。
それを実際に感じてみたいという思いが最初からあったのは確かです。
移動;ブルガリアのプロブディフからバスで7時間 値段は忘れました
プロブディフを7:40分に出るバスはソフィアを経由してテッサロニキに向かいます。
ただこのバス30ユーロ以上したと思います。
でもソフィアとギリシャのアテネはライアンエアーの飛行機が運航しているのでそちらをうまく利用するといいです。9.99ユーロからあります。でもパックパックがある人は追加で25ユーロ払う必要があるのであまり変わらないかもですが、ライアンエアーは知っておくと便利です。
観光;テッサロニキは港町と美味しい魚介と教会とそしてKTEL(マケドニアバスターミナル)
①港町
テッサロキの中心部は港です。
少しハバナの面影があります。
この景色を見たときに、なんか見覚えがあるなと思ったのです。
それはまたびの勝手な映画ベスト10に入る名画
「永遠と一日」(テオ・アンゲロプロス監督)
の舞台だったのです。
1:30分あたりの場面がそうです。
感慨もひとしおです。
船が海に浮かんでいて、まるで海が道路よりも高いような錯覚さえ覚えます。
港沿いではアフリカの人がシューズや服などを売っていました。
他の東欧に比べて急にアフリカ系に人が増えました。
でも彼らは皆商売をしていました。
物乞いをしているアフリカ系の人に僕はギリシャでは会いませんでした。
物乞いは中東系かギリシャの老人が多かったように思います。
この反対側は海に降りていく道になります。
この港エリアの周りにレストランがたくさんあり、市場もあります。
テッサロニキでは割と綺麗なエリアです。
それ以外は60年代か70年代に建てられた古い団地みたいな建物がポロポロになりながらも使い続けていて、ところどころに遺跡が点在するという感じ。
②遺跡と教会
ガレリウス凱旋門です。抜けの建物がなんとも昭和ですね。
奥に見えるモスクのような建物がロトンダ。 ローマ帝国東方正帝ガレリウスの霊廟となる予定であった建物で、その後教会としても使われていた。
こんなすごい建物の近くでグラフィティーというか落書きが放置されている。
ブロークン・ウィンドウ理論などどこ吹く風。
ギリシャ全般、こうした落書きを消さない。
アテネの地下鉄も落書きだらけ。
ただこのロトンダは中もみてください。2ユーロですけど、払う価値はあります。
モザイクがも見えます。
ただこのがらんどうとして空間がとても面白かったです。
他にも聖デミトリス教会は綺麗です。
人々の信仰も厚く、未だ祈りが続いています。
③マケドニアバスターミナル(KTEL)
ブルガリアからのバスは、ここと鉄道駅近くに止まります。このバスターミナルは市内から6kmほど離れているので、市内もしくは市内からはバスで移動です。バスは1ユーロ。でもみんなあんまり切符買っていないんだよな。車内の販売機で購入し、印字します。
このバスターミナルの形が円形で変わっています。
ロトンダに似ていますね。
このバスターミナルからアテネ行きやメテオラ観光の拠点・カランバカ、そしてデルフィー行きのバス(15:15のみ)も出ている。
宿;スカイ・ハイブリットホステル 一泊12ユーロ
共用のキッチンはお湯とレンジはあるが、火は使えません。ただ広く机もたくさんあるので、とても快適です。ここで全く問題なし。ギリシャでは日曜日はスーパーが閉まるから、自炊のものは買えないので注意。
食べ物;テッサロニキは魚介を食べよう。
どこで食べても多分美味しいと思います。
イカのフライの中にはチーズがたっぷり入っています。
リゾットは本当に美味しいですね。
ワインは500mlでだいたい3〜4ユーロくらいなので迷わず読みましょう。
移動;テッサロニキのマケドニアバスターミナルで「カラバンカ」までのチケットを買います。ただ直通ではなくて、トリカラ(Trikala)でバスを乗り換えます。運転手に聞けば教えてくれるので大丈夫だと思います。片道20ユーロ。往復で32ユーロです。多くの人はここからバスを2回乗り継いてデルフィーに行くようです。
宿;ドミトリーが一軒だけあります。「ホスト・エル・グレコ」一泊14ユーロです。キッチンが使えます。
観光;写真を見てもらえるのが一番わかりやすいです。こんな奇岩の上に教会があって、今なお祈りが続いている。道路ではない山道は、アップダウンが激しく予想以上に疲れます。僕はバスを使わずに全部歩きで行こうと思いましたが、最後は教会が閉まってしまいましたね。バスをうまく使うべしです。
詳しくは前回のまたびを見て欲しい。
移動;テッサロニキ→オウラノポリ バス 3時間 行きが17.5ユーロ 帰りが13.7ユーロ。
このバスはマケドニアバスターミナルではなく、東にあるKTEL Chaikidikisから出ます。しないから45番バスで行きますが結構時間がかかります。30〜40分は見ておいたほうがいいです。
オウラノポリ→ダフニ港 フェリー 行き10ユーロ 帰り11ユーロ
ダフニ→カリエス バス 3.5ユーロ
カリエス→ラブラ修道院 バス 7ユーロ
宿;オウラノポリはペンション・Faniです。ここはお土産屋もやっていて、荷物を店で預かってくれます。バルコニー付きで、キッチンも部屋にあります。オウラノポリでは最安値。32ユーロ
メギスト・ラブラ修道院とパブロフ修道院の2泊はパーミットをもらう際に払う30ユーロに含まれています。つまり、アトス山巡礼の3泊4日では宿泊代は30ユーロ。朝・夕付きです。
移動;テッサロニキから直通のバスが15:15分にある。でも実は直通じゃなかった。38ユーロ。乗客は6人。最後は僕だけ。なぜか直通ではなく、Iteaという街で一回バスを降り、違うバスに乗り換えてデルフィーに着く。
宿;Hotel Orfeas 25ユーロ
この街にドミトリーはないので、ここがまあ安くて、おじさんも親切です。朝食はありますし、部屋からの眺めがいい。
観光;アポロン神殿の一択です。
博物館も見ごたえがあります。まさかの入場料無料に感謝です。本来は12ユーロです。
第一日曜日はチャンスです。
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