あけましておめでとうございます!
令和2年になった早々、悲しいニュースが飛び込んできました。
BBCニュース – イラン司令官殺害 イランとアメリカの関係はなぜここまで悪化した https://t.co/hNX81NfU1V pic.twitter.com/SezWXTxJWr
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) January 4, 2020
トランプは、威嚇やポーズのつもりでしょうが、実際に人の命が奪われました。
この事実は重い。
いくら戦争する気はない。交渉の扉は開かれていると言っても、簡単に許せるものではないことは確か
またびができることは
2018年にイランに一ヶ月滞在して、感じた印象を伝えるのみ
アメリカ側の印象で語られることの多いイランを
旅人側の印象で、少しでも補正できたらなと祈っている
政治や安保の話で、イランを見るのではなく
そこに生きる人々、崇高な歴史遺産、そして美しさへのこだわりこれを
言葉少なめ
写真多めで
伝えます!
まずは「美しさ」 ああ、イランよ、星と花が降り注ぐモスク 香り高き文化
イランと言えば、まずはモスク
モスクと言っても千差万別。いろんなモスクがあります
インスタ映えで有名なピンクモスクは上の写真 花が多く華やかな雰囲気のモスク
イランのシーラズという街にあります。
この街はとても美しく、タイルやテキストが花がらであることが多い
同じくシーラズの街のモスク
このシーラズという街にはイランで三大モスクと言われる『シャー・チェラーグ廟』もあります
ここは外国人が観光するときは、係りの人が案内する形で、カメラの撮影はNGです
が、イランあるあるでなぜかスマホのカメラはOKなのです!
またびは写真をスマホで撮ったのですが、そのスマホを無くしたので引用します
モスクだけじゃない イランの美しさ
モスクの天井部の飾りのバリエーションも
イランの美しさだけでは、イランを語れない。
イランを訪れる旅人の多くが、またイランに来たい!と思う一番の理由は
「人々」なのです。
次は、『イラニアン』世界一親切で、ウェルカムな人々、イランには『孤独』がない
イランは世界で一番「ウェルカム」なおもてなしの精神の国民性であると思います
街を歩いていると「ウェルカム・トゥ・マイカントリー」と胸に手を当てて、声をかけてきます。
多くの国では声をかけてくる人は、お金や商売目当ての怪しい人ばかりなのですが
ここイランではほとんどが金目ではなく、ただただ声をかけてきます。
そして「写真を撮ってよ」と言われ、撮る始末。そしてインスタを交換する。
僕がインスタを始めたのもイランからなのです。
他の国ではこんなにポートレートは撮れなかった。
みんな品があるというか誇り高いというか、まっすぐにカメラに向かってくれる
ふざけたりしないところがいいんだよな
イランでは家族や友人と過ごす時間を大切にする 夕暮れ時の公園 夜の広場
イランで僕が学んだことは、家族や大切に人と過ごす1日の終わりのお茶の時間の大切さ
必ず誰かが誰かと隣に座り、話をし、お茶を飲んでいる
人生で大切なことは、仕事や自己実現。家族の犠牲にしてでも夢を叶えるという日本文化の忘れてしまったものを持っている
僕が感じたその雰囲気を写真で感じてもらえたら
終わりに
伝えたかったこと
写真を並べました
ニュースで聞く、イスラム教の戒律の厳しい国、統制された経済、石油、砂漠というイメージとは違う
イランの姿を、少しでも知ってもらえたらと思う
たとえアメリカに正当性があったとしても(僕は皆無だと思うが)
家族を大切にするこの人々の命、土地、自然を他国が破壊することに
正当性なんかないことを感じてほしい
正しい手続きの中で、互いの正当性を主張しあってほしい。それは戦争ではなく、会談や国際会議の場においてである。
こうした手続きを飛び越えて、遠く離れた他国を攻撃したトランプ政権に抗議をします
そしてイランと同じく、いやそれ以上に、爆撃されたイラクの人々の平和を望みます。
戦争反対の意をここに記します。
またび
イランの旅行記は他にも3つあるので、そちらもあわせて