サラーム(エチオピアの言葉でこんにちわ)
またびのまさるです。
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エチオピア情報をまとめます。
計23日間
たどった経路はこちら。
アジスアベバ(Addis Ababa)→メケレ(Mekele)→ラリベラ(Lalibella)→デシー(Dessie)→アジス→アワサ(Hawassa)→ジンカ(Jinka)→ハナ(Hana)→コンソ(Konso)
個人的には、ゴンダールやハラールにも行っておきたかったかな。
ただ初日からインフルエンザで寝込んだので、30日VISAではこの位が精一杯かと。
はっきり行って、ものすごく下手くそな旅です。
でも何かしら参考になってもらえればと思います。
アジスアベバ(Addis Ababa) 標高2355m 空気最悪 まさかのインフル
エジプトのカイロから空路でエチオピアに入りました!
本当はスーダンから陸路で入る予定でした。
しかし
スーダンビザが2018年11月から150ドルに値上がりしたのです!
スーダンにそんな価値があるとは到底思えなかったため、空路でカイロからエチオピアに入りました。
※カイロからアジスアベバに入る際の注意点です。カイロの空港でエチオピアからの出国チケットがないと発券して貰えないというエグいトラップがあります。
詳しくはhttps://matabi1977.com/matabi36/
カイロからナイロビのフライトでも出国チケットが必要だと言われる場合があります。
【観光】
・エチオピア国立博物館一択です!
ここは1時間あれば十分ですが是非見て欲しい。人類の祖先とされる「ルーシー」に会えるのです。
さらにルーシーよりももっと古い「セラム(Selam)」がいます。3歳の女の子の骨で、骨の状態も良く、アムハラ語で平和という意味です。
僕はこの最古の化石が、女性であり、さらには3歳の子供であったことにとても意義を感じます。そしてそこにSelam(平和)と名付けたことも。人類の始まりは平和という名前の3歳の女の子であるというメッセージの中に、僕は平和のヒントが隠されているように思う。そもそものが平和から始まった人類がどうして平和になれないのだろうかという問いのように思えてならない。
というそれぞれの印象を感じられる場所だと思います。
入館料は驚愕の10B(40円)。コーヒー二杯分です。
【宿】
Wutuma Hotel ⭐️⭐️⭐️⭐️ 300B Wi-fiは不安定 ランチのベジビュッフェ100Bが最高
Baro Hotel ⭐️⭐️⭐️ 320B いい部屋だと450B Wi-fiは良し。値段が少し高いな。
ETTの無料ゲストハウス⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️ 0B Wi-fi良好。シャワーも良い。ETTでツアーを依頼する人は無料で泊まれます。僕はインフルエンザで3泊お世話になりました。これは大きいです。しかも綺麗です。
メケレ(Mekele) ダナキルツアーの拠点 エチオピアで一番安心できる街
ダナキルツアーに行くために、この街に泊まります。
この街自体に観光地がある訳ではありませんが、僕はこの街がとても好きです。
アジスとは違いこの街で普段着のエチオピア、エチオピア価格を知ることができます。
個人的に嫌な思いは一回もない街でした。
建設中の教会がありました。
そのうちとてもいい観光地になると思います。
フレッシュジュースも20Bで濃厚。スプーンですくって食べます。
ぜひ靴磨きを試してみて下さい。10Bです。とても綺麗な仕上がりです。
靴紐を外して磨きます。洗浄、クリーム、ワックスの工程。
素晴らしい仕事です。
この後のケニアでもとても綺麗に仕上げてくれます。
エジプトは最低でした。汚い汁をかけられただけでした。
【宿】
LK Pension⭐️⭐️⭐️250B wi-fiはダメ。一回も通じない。両替をしてくれる。1ドル=32Bとレートがいい。
Milano Hotel ⭐️⭐️⭐️400B 部屋は良い。wi-fiはカフェのみ。
Union Hotel ここはものすごく評判がいいです。200Bらしいです。でもいつ行っても満室でした。
ラリベラ(Lalibella) 入場料は高いけれど、独特なキリスト教 信者の衣装も含めて独自
入場料はまさかの50ドル。5日間有効です。
チケット見せてとどこでも言われるので、ごまかしは無理です。
また思ったよりもガイドどうかという誘いはしつこくなかったです。
アクセスが悪いので、少し躊躇しますが、ローカルバスでも行けますし、安いし、本物のこれぞゲロバスっていう体験ができます。
詳しくは前のブログであげていますので是非。
移動のバスの値段、経路が書いてあります。
【観光】
白い服、そして赤茶けた地面に掘られた教会。異空間です。なるべく午前中早い時間が祈りも多くていいと思います。
【宿】
Bululal Hotel ⭐️⭐️ 400B 値段が上がっていました。高いです。wi-fiはよし。温水も出る。
デシー(Dessie) 移動のためだけの街 アジスに行くにここに一泊しないといけない
見所というか観光はしていません。
午後について、次の日の早朝にアジスに向かいます。
【宿】Ambaras Hotel ⭐️⭐️⭐️⭐️ 200B wi-fiなし 温水あり 値段も割にまあまあ快適なホテルでした。
アワサ(Hawassa) 湖が美しい街 夕日がとにかく美しい そして大きい鳥が
南部の民族巡りをする場合、アルバミンチまで行ってもいいのですが、アジスでの早朝出発が嫌(防犯上)なので午後発のあるアワサに行きました。
ここが予想以上に良かったです。
湖の夕日は綺麗ですし、魚はうまい、またラスタの聖地シャシャマニにも日帰りできる。
アジス発12時のバスがSelam社から出ています。
ティラピアが一匹50Bです。新鮮です。
ジンカ(Jinka) 民族巡りの拠点 一人にさせてくれない街
アワサからジンカまで直通のバスがありました。
12時間かかりますが、アルバミンチによらずにすみます。
民族ツアーは同行する人がいればいいですが、一人だと結構予算的に辛いです。
一台チャーターは120ドルなので、二人以上いるといいですね。
僕は一人で行きました。
さすがに車のチャーターは無理なので、ガイドをジンカの街で頼んでローカルバスで行きました。
ぼくムルシ族とボディ族を見る旅程を組みました。
当初の予定では
交通費380B(バス代 ガイドと二人分負担)
ムルシの入村料200B
公園使用量 270B
ガイド 400B
合計1250B
でした。
実際かかった金額は
交通費260B
ボディの入村料400B
公園使用量 200B
宿泊 200B
ガイド 200B(バスを乗り過ごすミスのため減額)
合計1260B
宿泊したけどまさかのほぼ変わらず。
これを考えるとダニーは頑張ってくれたのか?
ぼくが頼んだダニーは、予定をちょくちょく変える。
出発も早朝じゃなくて8時過ぎに、あいのりの車で向かう。
最初にボディ族のマーケットに行く。
しかしここでトラブルが、カフェでバスを待っていたら、バスが行ってしまった!
まさかのボディ族の村で宿泊。
ホテルがあったから良かったものも
そのホテルがまた地獄だった。
夜は音楽ガンガンかけてお酒を飲む場所だから、窓もドアも開けるなと言われ、室内は蒸し風呂状態。予想通りの南京虫。しかも昼間チャカを食べ過ぎて覚醒して一切眠くないという地獄。
真夜中にトイレに行きたくなるという地獄。
夜が明けてすぐにHanaの街を出た。
そして結局ムルシの村には行かず。
ボディ族は写真を撮るのに10B。ムルシ族の倍です。
なんか色々失敗したな。
ボディのマーケット自体は楽しかったけど。
お金を払って撮るという行為に
慣れないでいた。
この人はお金をもらって、他の人はもらえない。
写真を撮るってことが何なのか?よく分からなくなる。
ポケモンを集めるように、何か珍しい民族、服装、顔を探して、それをおさめることが満足なのか?よく分からない。
しまいには向こうからこの小さい皿はボディのやつで珍しいから撮れと売り込んでくる。僕も撮ってもそんなに嬉しくないし、彼女もそんな嬉しそうな顔をしていない。
ある意味これで十分だと思った。
どうしても個人で回らないといけない時に、僕が知っているガイドは二人。
僕が頼んだダニー、彼のインスタはこちら、メッセージを送ることができます。
英語は達者ではないけれど、あまり多くを語らない、しゃべり過ぎないところはいい所。ガイドとしてはまだこれから。でもそんな不誠実じゃない。
左がダニーです。右の子は、Naordos Pensionにいつもいます。起きると彼が今日はどうする?って聞いてきます。でもすごい賢い、いい子です。彼が将来ガイドになったらいいだろうな。カメラを持たせてもすぐに使い方をマスターする。まあ彼がBabyJinkaよりダニーを推したので僕はダニーにしたのだけど。
もう一人はブログにも出てくるマサことBaby Jinka
彼は僕がジンカに着くやいなやバスの停車場で待ち構えていて、声をかけてきた。
料金はムルシ族を見に行くツアーを60ドルで、交通費、入園料とか全て込み。
ダニーの方がボディ族にいくぶんやすかった。
ただBabyは英語が達者だし、まあ慣れている感じはした。ダニーのようにバスに乗り遅れるヘマはしないと思う。
ただ、何か他のガイドに「金払え」って絡まれていて、そういうところが僕が信頼できなかった。
ただ彼を断るのに,2時間話し合ったという地獄の時間もあった。
というのも僕はダニーに決めていたけれど、ダニーはそのことをBabyには黙って欲しいと言う。
そうなると断る理由なんかがなくて、Babyを納得させるのがとても苦労した。
やっぱりBabyは何で?って思うし、他のガイドに決まったら教えて欲しいと言っていた。
最終的には他のガイドに決めて、それが誰かは言えないという話で落ち着いた。
Babyはカウチサーフィンに口コミを書いてくれというので、それで手を打った。
Babyは最後お金を求めなかった、さらに口コミを重視していることから考えると結構、頼めるガイドなのかもしれない。
オモ河のツアーも扱っていて、それはBabyが1日70ドルでレンタバイクを借りて、二人乗りで向かうもの。
Baby Jinakaのインスタも紹介しておきます。
基本は何人かでシェアして回るのが一番確実です。
ただ、何らかの事情で一人で回る人は、こういう選択肢があると記しておきます。
【宿】
Nardos Pension 150B シャワー水、wi-fiは一部で、南京います、見張りいます
コンソ(Konso) 何気に世界遺産なんです。そしてケニアへの国境越え
逃げるようにジンカの街を後にしました。
ジンカからコンソまで、多分100Bで行けるはずです。
ただ焦っていた僕は200Bでバスに乗った。
他の乗客は笑って「アジスアベバまで行けるわ!」
と言っていた。
失敗した。
もぎりの子供が調子に乗って、お金を払ったにもかかわらず、「お金を払いな」と言う。
3回目に言われた時に、さすがにキレた。
胸ぐらを掴んで
「冗談じゃない。いい加減にしろ。3回目だぞ」
という。間に他の乗客が入ったけれど、非は明らかに彼にあった。
そのあと彼はずっと黙っていた。
とにかく散々だったジンカ。
コンソの街は割と快適だった。
コンソには小さい観光案内所があって、そこでツアーを申し込める。
コンソニューヨークという渓谷かトラディショナルな村。
僕は村を選ぶ。
460Bで一つの村を案内してもらう。
個人の写真を撮る時はまた個別にお金が必要だという。
子供がたくさんついてくる。
彼らにお金を渡して写真を撮るのは、少し気が引けたから誰にもお金は払わなかった。
誰かが得をして、また写真を撮ってもらうことでお金が貰えるという状態はなんかあまり関心しない未来であるからだ。
帰り道に教会があるので寄る。
そこはなんと建設中の教会。
村人総出で教会を造っている。
石を運んで、石を細かく砕いて敷き詰める。
この人たちは教会が完成した時に、きっと
「この教会は私たちが作ったんだ!」
というだろう。
まさにそう。彼らが自らの手で作っていた。
老若男女すべてに人ができることをやっている。
こんな純粋な祈り、信仰の形を僕はエチオピアのコンソで目撃する。
業者の介在しない、それこそ手作り、しかもそれが個人ではなく、大人数での作業。
目がクラクラした。
いつからか、建設は建設業者に、塗装は塗装、そしてお金ですべて解決できるように思っていた。
でもここエチオピアで今見ていた景色は、みんなで力を合わせて作り上げる。
そのものの行為。
人間らしいな、人間臭いな。
強烈に感じた。
教会の外では休憩所があって、チャカというお酒が振舞われていた。
僕も頂く。
こういう旅の方がいい。
コンソには市場が立ちます。
それも賑やかです。
最後にケニアへの国境越え情報 コンソからモヤレへ
普段であれば、何の問題もないのだけれど、
2018年12月にモヤレで住民の抗争という名の銃撃戦があって、死者が出ているというニュースがありました。
国境が閉鎖されているという話もありましたが、コンソで話を聞くと、1月時点では大丈夫だというので、向かうことに。
コンソから朝5時集合のバスで150B。
これ朝5時に行った方がいいです。
遅いと座席がなくなります。
6時間立ちぱなしはきついと思います。
エチオピアのイミグレが午前中で閉まるという噂もあったし、また午後は14時からで、そうするとナイロビまでのバスに乗れないから、僕は焦っていた。
でもバスはアホみたいに1時間おきに止まって、乗客が一回降りでタバコ吸ったり、トイレしたりしている。修学旅行かってツッコミながら、バスは11時30分すぎに、モヤレの幹線道路沿いのガソリンスタンドに止る。バスはモヤレの市街地に入るという話もあったので、ここでバスを降りる。そして国境までトゥクトゥクで向かう。30B。ここはケチらない。どうにか12時前に国境に間に合った。
街の様子は危険かどうかはわからないけれど、人、車の往来は普通にあった。
ケニア側で無事ビザもゲットして(写真は不要)、ケニアのモヤレでナイロビ行きのバスチケットを買おうとする。
しかし1月2日は、休み明けの学生がみんなナイロビに戻る日でソールドアウト。
ニュースになっているくらいだから仕方ない。
モヤレでのエチオピアのお金の両替はレートが悪すぎるので、注意。
1Bが2.6ケニアシリングが最高値。
ケニア側モヤレにATMはあるし、ドルは両替できます。
エチオピアのお金はエチオピアで使い切ることがお勧めです。
まさかのケニアモヤレで宿泊。
次の日ナイロビに向かいました。
エチオピアまとめ
全然まとまらなかった。
ただイラン情報をまとめた記事が割と根強くクリックされるので、エチオピアもそうであってほしい。
でもまとめは時間がかかる割には、なんか思いや考えが書けなくて、疲労だけが募る。
まあ旅人の助けになるのであればいいか。
では
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