またび

【2018年】はじめてのイランまとめました。事前情報、事前準備が必須っす。

サラーム。(イランの挨拶こんにちわ)

またびのまさるです。



イランに1ヶ月ほどいたのですが、入国してからもしくは直前に「えっ?」「そうなの?」と戸惑うことが多かったので、これから旅をする皆さんに共有したいと思います。

①イランにはビザが必要です!

②イランのお金はややこしい!

③テヘランの国際空港から市内へのメトロの本数が少ない!

④Booking.comは高いホテルばかり、庶民はmaps.me

⑤女性はホテルの部屋以外は、ヒジャブ着用必須!男性も短パン禁止!

⑥Twitter,facebookは使えないからVPNが必要。でもInstaは使えるって謎。SIMは必要

⑦お酒はマジで無い

⑧暦が独特。金曜日が休み!

①イランにはビザが必要です!空港で、アライバルビザ 71ドル 30日有効ゲットだぜ!

僕はテヘランの空港でアライバルビザを取りました。(到着してからVISAと書かれた場所で申請します)

ものすごいスムーズです。

ではこちらにどうぞみたいな感じでまず保険に誘導されます。

これは他の保険に入っていれば、入らなくてもいいそうです。

しかしあまりの誘導の良さに16ドル払ってしまった。。。

そのあと、VISAの窓口でパスポートと60ユーロ(71ドル)を支払います。

あとはベンチで30分程待つだけですが。。。。

VISAはなんとA4のペラ1枚。E-VISAと書いてあるもの。

その内イランでもE-VISA申請できるかもです。

日本でとれる人は日本がいいです。値段が半額以下2700円。

有効期間が90日なので長旅にはきついですかね。

隣国では、ジョージアのバトゥミやトルコのトラブゾンでとっている人もいますね。でも日本が一番安いです。

注;一度イランに入国するとアメリカにはトランジットでも入国ができないそうです。そのため、日本でアメリカのビザを取得すれば大丈夫だそうです。一度ビザを取るとESTAは10年間不要なので費用的にはそんなに負担ではありませんが。。。

②イランのお金はややこしい!まずはレートがちんぷんかんぷん。bonvastをゲットだぜ!

とにかくここを読んでほしい!!!

本当に戸惑いました。

ていうか、イランではATM、カードが一切使えないことはさすがにご存知ですよね。基本はドル、ユーロの現金を隣国のキルギスとかで引き出して行きます。

まずは交換レート。

ネットで「ドル イランレアル」で検索すると

1ドル=42000リアルと言いますが、これはあくまでも「公定レート」です。

この値段で有名な安宿テヘランの「マシュハド」に一泊したら10ドルかかってしまう。

んなバカなです。

欧米のバックパッカーに聞いたのですが、レートは以下のサイトで確認します。

https://www.bonbast.com

両替屋はこれにもうけを加えるので、この通りとはならないですが、僕の時は

1ドル=75000〜80000リアルが相場でした。

これが日ごとに変わるので要チェックですが、ネット規制があるのでVPNを設定していないと見れません。

ここで僕の損した話を少し。恨みも込めて

まず、空港の銀行では「1ドル=42000リアル、しかも100ドルからだ」と言うので両替必要なし。

空港には「EXCHNGE?」と寄ってくる輩がいます。

彼らは「1ドル=55000リアル」

僕はここで20ドル両替します。第1の損。

しかし市内移動のためには仕方ありません。相場を知っていたら交渉できたかもしれません。

空港でサンドウィッチとジュースとコーヒーを頼んだのですが、まあ10ドル以下だろうと自信を持って500000リアル札を渡すと、「ちょうどです」と言われる。ここでおかしいと気づくべきでしたが。

テヘランの有名な安宿「マシュハド」で日本語を話せるスタッフに両替を勧められます。

「1ドル=60000リアル」

これはラッキー、空港じゃ55000だったぜと言って思わず300ドル両替。

第2の損です。これは痛く6000円近く損しました。

あいつは許せん!

テヘランでは、Feldowsiという地下鉄の駅を出たところに「EXCHANGE」マンがいます。彼らは

「1ドル=75000リアル」粘って「79000リアル」と言ったのでほぼ相場に近いです。

鉄則、空港では少額で10ドルくらいで地下鉄を使えば行けます。

決して宿で両替してはいけません。

イランでは結局一度も銀行では両替していません。

以下両替した場所。

ゴムQomのモスクの周りの旅行会社近くで両替しています。ここでSimも買いました。空港ではコンピューターのトラブルだと言って買えなかった。

カシャーンでは急に「両替しないか?」と声をかけられて「1ドル80000リアル」なので即両替。

しかし少額紙幣で渡されたため、200万かってほどの大金を路上で数えることに。。。。

でも一番レートよかったし、この50000リアル札っていうのがものすごい使える紙幣なのです。

飲み物は50000リアル1枚。ファーストフードは2枚。レストランは3〜4枚って感じ。

あとは聖地マシュハドでもLEZAモスクの周りにいっぱいいます。

僕はゲストハウスのVallis HomestayのValliさんに聞くのが一番だと思います。この人は正直な人です。

tripadvisor.jp

あとはラシュトには両替所ありますがレートは悪かったです。75000だったような気が、

オススメはラシュト近くの観光地アンザリーバンダリー。

カスピ海にある蓮の花の群生地で有名です。

個人的にはイランで一番テンションが上がった観光になりました。

この街はロシアからの船が到着するようで何でもあります。

両替屋もお店としてあるので安心です。レートも78000だったのでラシュトよりいいです。

アンザリーからバスが結構出ていて、テヘランなど各地に行けるようです。

ラシュトからアルダビールにバスで移動しようと思ったのですが、本数が少なかった。結局、ラシュト→アースターラー→アルビールの経由で移動しました。

とにかくbonvastで確認してレートがいい時に多めの両替が安心です。

トマンって知ってる?1トマン=10リアル これを知らないと会計の時に困ります!

追加でイラン予備情報です。

そのうちに慣れるのですが、これを知っておかないと会計の時えらく戸惑います。

イランではなぜか口頭でも店頭でも「トマン」(略すとT)で金額を表します。

50000Rialは5000トマン。

これを通常パンジトマンと呼びます。

パンジは数字の「5」

つまり1000の位を略して言います。

丁寧な言い方だとパンジ・ヘツァール・トマンと言いますね。「5」「1000」「トマン」という訳です。

うーんややこしい。

慣れるまでが大変ですが、イランはどんぶり勘定なので大概はこの5000(パンジ・トマン)か10000(ダー・トマン)になることが多いです。そこから安くした時は交渉ですかね。

結局は5000トマン(50000Rial)のお札を持ってそれを何枚出すかの言葉を超えたやり取りになることが多いです。しっかり交渉したい時は紙に書いたり、スマホの計算機で表示したりするのが一番です。

復習するとイランはレートが闇レートであり、さらになぜかトマンという言い方が一般的。これを金銭感覚に近づけるのにだいぶ苦労しました。

ホットドックやハンバーガーは大体10000トマン以内。

水は1000トマン位

果物とか買う時は5000トマン位

安宿は80000〜100000トマン(一番安かったのはラムサールのシングル3000トマンでした)

シェイクみたいな美味しいジュース3000〜5000トマン

タクシー 一人で乗ると5000〜10000トマン。相乗りとかだと1000〜2000トマンなので必ず人が乗っているタクシーに乗りましょう。

入場料 2000トマン(面白いほどどこに行っても大体この値段。イラニアンは200トマンとかです)

今書いていても迷います。基本はトマンで考えて、お札の表示から10分の1で計算するやり方がベストです。

③テヘランの国際空港から市内へのメトロの本数が少ない!(1日11本 75000Rial)
イマーム・ホメイニー空港から市内へは地下鉄断然安いです。
タクシーは20〜30ドルかかりますが、地下鉄であれば1ドルしません。
ただ本数が少なく、時間をよく調べておいてからの方が良いです。
ダイヤは以下の11本
6:50,8:10,9:30,10:50,12:10,13:30,14:50,16:10,17:30,18:50,20:10の11本
そうですイランはアラビア数字でもあるので1から10までは覚えた方がいいです。
あと曜日は独自の暦なので全く当てになりません。今日とか明日でやり取りします。
チケット販売はなぜか搭乗10分前くらい。それまで改札前の待合室で待ちます。
電車が厄介なのは一度乗り換えます。写真の赤のラインの上に緑のラインがあるのですがそれが空港路線です。赤の路線に乗り換えます。みんな降りるので大丈夫だと思いますが。
とにかくやってみるべしです。まずはホテルに行くもよし、フェルドウシーFeldowsi駅で両替するもよしです。
④Booking.comは高いホテルばかり、庶民はmaps.meか口コミ ドミは本当に少ない
イランではあまりホテルの予約はできないと思った方がいいです。
予約ができるホテルはみんな50ドル以上のホテルです。
基本的にはネットで口コミを見ていくか、maps.meでカテゴリー検索でホテルを探すかです。
maps.meは無料アプリ
google mapよりも正確、オフラインで見れる。旅行者必須のアプリです。
これ旅行していると当たり前だけど、それまではgoogleマップで十分だと思ってたから。
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mapswithme.maps.pro&hl=ja
宿の相場は10000トマンくらいで、割と快適にすごせます。10ドル前後ですね。一番高かったのは、最後国境の町アースターラーで泊まった16000トマン。朝食付きで快適でした。
ドミはマシュハドのVallis homestayとエスファハーンのamir kabir。二つとも有名です。英語がしっかり話せますので、情報をしっかり得たい時にオススメです。
激安がラムサールの30000トマンからテヘランのマシュハドは45000トマン、カシャーンの民泊が60000トマン、コムのホテルが100000トマン。別の記事でまとめます。
イラニアンしかダメだとは言われたことはありません。
⑤女性はホテルの部屋以外は、ヒジャブ着用必須!男性も短パン禁止!
これマジです。
女性は飛行機がイランに到着する前から着用し始めます。
男性も短パンは浮きますね。
これは礼儀として守りましょう。
こういう決まりごとはあるけれど、厳格かと言われると割とイランはゆったりとしています。
モスクの中では子供が走り回っているし、女性も運転するし、女性も活き活きしています。あとおしゃれで美人です。
⑥Twitter,facebookは使えないからVPNが必要。Instaは使える。Simは必要
中国よりはマシですが、イランもネット規制があります。
僕はExpress VPNを契約しました。イランに入る前に設定しておきましょう。イランに入ると設定も結構苦労すると思います。
有料ですが、旅で野良WifiやホテルのWifiを安全に使うには必要な経費だと思います。
https://www.expressvpn.com/jp
⑦お酒はマジで無い
本当にありません。
トルコ人の親父旅行者が言ってました。
「俺はアル中だったから、イランに行って治した」
アルコールという選択肢がないので、チャイを楽しみましょう。
紅茶の名産ラヒージャンの紅茶は本当に美味しいです。
そこに地元の蜂蜜をたっぷり入れて飲むと本当に幸せです。
アルコールではなく、甘さに酔ってください。
⑧暦が独特。金曜日が休み!
暦は全然違います。
とにかく全然違いますので、チケット予約とかは明日、今日、あとは曜日で指定しましょう。
金曜日は日曜日よりも休みます。
両替関係も全然ダメですね。
日曜日の方がまだいいです。
まとめ:それでもイランは行く価値のある国
いろいろ戸惑うことが多い国であることは確かです。
でもそれって
旅に求めていたことでもあるんです。
日常とは、日本とは違う原理、原則を生きている国を訪れることはとても貴重な経験です。
キューバでも同じ印象を感じました。
宗教的な厳格さや、息苦しさというものはあまり感じませんでした。
資本主義から経済制裁を受けているということでそれがすなわち危険でも不幸に直結するわけではないのです。
僕が感じたイランの印象は「知性」「清潔」「人懐っこさ」です。
もちろん嫌な奴はいるし、特にタクシー運転手、でも総じてイラニアンはとても素敵な人たちです。
積極的に英語で話しかけてきます。
「Welcome to Iran」「Welcome to my country」
そこに商売ではなく、単純に自分が知っている言葉で、相手と話をしたいという想いを感じました。
バラの香りを楽しむところも好きです。
トイレの手を洗う後に手洗い液が必ずあって、いい香りがします。
イランからは偉大な詩人、映画監督がたくさん出ています。
イランには日常に詩情があると勝手に思っています。
みなさんのイランへの興味、第一歩の手助けとなるように
イランの宿情報や観光情報はこちらにあげましたのでこちらも参考に
https://matabi1977.com/matabi5/
では


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