サラーム。(イランの挨拶こんにちわ)
またびのまさるです。
イランに1ヶ月ほどいたのですが、入国してからもしくは直前に「えっ?」「そうなの?」と戸惑うことが多かったので、これから旅をする皆さんに共有したいと思います。
①イランにはビザが必要です!
②イランのお金はややこしい!
③テヘランの国際空港から市内へのメトロの本数が少ない!
④Booking.comは高いホテルばかり、庶民はmaps.me
⑤女性はホテルの部屋以外は、ヒジャブ着用必須!男性も短パン禁止!
⑥Twitter,facebookは使えないからVPNが必要。でもInstaは使えるって謎。SIMは必要
⑦お酒はマジで無い
⑧暦が独特。金曜日が休み!
僕はテヘランの空港でアライバルビザを取りました。(到着してからVISAと書かれた場所で申請します)
ものすごいスムーズです。
ではこちらにどうぞみたいな感じでまず保険に誘導されます。
これは他の保険に入っていれば、入らなくてもいいそうです。
しかしあまりの誘導の良さに16ドル払ってしまった。。。
そのあと、VISAの窓口でパスポートと60ユーロ(71ドル)を支払います。
あとはベンチで30分程待つだけですが。。。。
VISAはなんとA4のペラ1枚。E-VISAと書いてあるもの。
その内イランでもE-VISA申請できるかもです。
日本でとれる人は日本がいいです。値段が半額以下2700円。
有効期間が90日なので長旅にはきついですかね。
隣国では、ジョージアのバトゥミやトルコのトラブゾンでとっている人もいますね。でも日本が一番安いです。
注;一度イランに入国するとアメリカにはトランジットでも入国ができないそうです。そのため、日本でアメリカのビザを取得すれば大丈夫だそうです。一度ビザを取るとESTAは10年間不要なので費用的にはそんなに負担ではありませんが。。。
とにかくここを読んでほしい!!!
本当に戸惑いました。
ていうか、イランではATM、カードが一切使えないことはさすがにご存知ですよね。基本はドル、ユーロの現金を隣国のキルギスとかで引き出して行きます。
まずは交換レート。
ネットで「ドル イランレアル」で検索すると
1ドル=42000リアルと言いますが、これはあくまでも「公定レート」です。
この値段で有名な安宿テヘランの「マシュハド」に一泊したら10ドルかかってしまう。
んなバカなです。
欧米のバックパッカーに聞いたのですが、レートは以下のサイトで確認します。
両替屋はこれにもうけを加えるので、この通りとはならないですが、僕の時は
1ドル=75000〜80000リアルが相場でした。
これが日ごとに変わるので要チェックですが、ネット規制があるのでVPNを設定していないと見れません。
ここで僕の損した話を少し。恨みも込めて
まず、空港の銀行では「1ドル=42000リアル、しかも100ドルからだ」と言うので両替必要なし。
空港には「EXCHNGE?」と寄ってくる輩がいます。
彼らは「1ドル=55000リアル」
僕はここで20ドル両替します。第1の損。
しかし市内移動のためには仕方ありません。相場を知っていたら交渉できたかもしれません。
空港でサンドウィッチとジュースとコーヒーを頼んだのですが、まあ10ドル以下だろうと自信を持って500000リアル札を渡すと、「ちょうどです」と言われる。ここでおかしいと気づくべきでしたが。
テヘランの有名な安宿「マシュハド」で日本語を話せるスタッフに両替を勧められます。
「1ドル=60000リアル」
これはラッキー、空港じゃ55000だったぜと言って思わず300ドル両替。
第2の損です。これは痛く6000円近く損しました。
あいつは許せん!
テヘランでは、Feldowsiという地下鉄の駅を出たところに「EXCHANGE」マンがいます。彼らは
「1ドル=75000リアル」粘って「79000リアル」と言ったのでほぼ相場に近いです。
鉄則、空港では少額で10ドルくらいで地下鉄を使えば行けます。
決して宿で両替してはいけません。
イランでは結局一度も銀行では両替していません。
以下両替した場所。
ゴムQomのモスクの周りの旅行会社近くで両替しています。ここでSimも買いました。空港ではコンピューターのトラブルだと言って買えなかった。
カシャーンでは急に「両替しないか?」と声をかけられて「1ドル80000リアル」なので即両替。
しかし少額紙幣で渡されたため、200万かってほどの大金を路上で数えることに。。。。
でも一番レートよかったし、この50000リアル札っていうのがものすごい使える紙幣なのです。
飲み物は50000リアル1枚。ファーストフードは2枚。レストランは3〜4枚って感じ。
あとは聖地マシュハドでもLEZAモスクの周りにいっぱいいます。
僕はゲストハウスのVallis HomestayのValliさんに聞くのが一番だと思います。この人は正直な人です。
あとはラシュトには両替所ありますがレートは悪かったです。75000だったような気が、
オススメはラシュト近くの観光地アンザリーバンダリー。
カスピ海にある蓮の花の群生地で有名です。
個人的にはイランで一番テンションが上がった観光になりました。
この街はロシアからの船が到着するようで何でもあります。
両替屋もお店としてあるので安心です。レートも78000だったのでラシュトよりいいです。
アンザリーからバスが結構出ていて、テヘランなど各地に行けるようです。
ラシュトからアルダビールにバスで移動しようと思ったのですが、本数が少なかった。結局、ラシュト→アースターラー→アルビールの経由で移動しました。
とにかくbonvastで確認してレートがいい時に多めの両替が安心です。
追加でイラン予備情報です。
そのうちに慣れるのですが、これを知っておかないと会計の時えらく戸惑います。
イランではなぜか口頭でも店頭でも「トマン」(略すとT)で金額を表します。
50000Rialは5000トマン。
これを通常パンジトマンと呼びます。
パンジは数字の「5」
つまり1000の位を略して言います。
丁寧な言い方だとパンジ・ヘツァール・トマンと言いますね。「5」「1000」「トマン」という訳です。
うーんややこしい。
慣れるまでが大変ですが、イランはどんぶり勘定なので大概はこの5000(パンジ・トマン)か10000(ダー・トマン)になることが多いです。そこから安くした時は交渉ですかね。
結局は5000トマン(50000Rial)のお札を持ってそれを何枚出すかの言葉を超えたやり取りになることが多いです。しっかり交渉したい時は紙に書いたり、スマホの計算機で表示したりするのが一番です。
復習するとイランはレートが闇レートであり、さらになぜかトマンという言い方が一般的。これを金銭感覚に近づけるのにだいぶ苦労しました。
ホットドックやハンバーガーは大体10000トマン以内。
水は1000トマン位
果物とか買う時は5000トマン位
安宿は80000〜100000トマン(一番安かったのはラムサールのシングル3000トマンでした)
シェイクみたいな美味しいジュース3000〜5000トマン
タクシー 一人で乗ると5000〜10000トマン。相乗りとかだと1000〜2000トマンなので必ず人が乗っているタクシーに乗りましょう。
入場料 2000トマン(面白いほどどこに行っても大体この値段。イラニアンは200トマンとかです)
今書いていても迷います。基本はトマンで考えて、お札の表示から10分の1で計算するやり方がベストです。